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姿を変えるラスベガスのホテルたち・・・

ラスベガス、看板ソース: Pixabay

新型コロナウィルスが全世界で猛威を振るい、日本でも毎日新たな感染者が発表され、毎週新たな対策が公表されている。最初は東京やその他の主要都市のみの予定だった緊急事態宣言が、日本全国に発令されることになり、会社が休みになった、または就業時間が短くなったという人もいるのではないだろうか。

ギャンブラーなら好きなだけ安全なオンラインカジノで遊ぶことができて嬉しい限りだろう。世間では子供が日中も家にいるせいで(暇つぶしのために)ゲーム機が異常な売れ行きを見せたり、テレワークのためのノートパソコンの中古価格が上昇しているそうだ。ちなみに、あの最大手映画サブスクリプションサービスの「NETFLIX」は、この騒動が始まってからなんと1600万人もの新規ユーザーを獲得したそうだ。災い転じて福となす…なのか?

ところで、ギャンブラーならもう耳にしたことがあるかもしれないが、この新型コロナウィルスは世界各地のランドカジノに対して壊滅的な打撃を与えている。

それは日本人にも馴染み深いマカオのカジノも、ラスベガスでも変わらない。しかし、ラスベガスはすでに再開のメドが立っているそうだ。

カジノは一体、どれだけの被害をうけたのか

さて、もはや言うまでもないが、この新型コロナウィルスは1月下旬に中国は武漢から広がりを見せ、発生がたまたま中国最大の連休である「春節」と重なったこともあり、異常なスピードで世界中へと広がっていった。

フィリピンでは大統領の采配によって、最初期に武漢からの観光客を入国拒否することを定め、すぐにその対象を「過去2週間以内に中国へ入国したすべての外国人」にまで拡大した。

新型コロナウィルスを食い止められるのはありがたいが、観光業界からすると大打撃だ。特に、フィリピンはカジノ大国でもあり、利用者の99%が観光客ということもあり、相当な売上の低下が問題視されていた。

カジノ側はメディアのインタビューに対して「現地(フィリピン人)のVIP客が利用するので問題ない」と答えていたが、いささか疑問は残るだろう。

しかし、ほんの少しでも利用者がいるだけマシかも知れない。韓国のカジノは一つを除いてほぼ全てが外国人専用であり、観光客しか利用することができない。4月下旬時点ではかなり収まっているそうだが、それでもいまだに外国人観光客は入国することが事実上不可能であり、2ヶ月近くの間、休業状態に追い込まれているそうだ。

2月時点での全世界のカジノ業界の売上は、前年比で70%以上落ち込んだそうだ。それなら、3月と4月の売上は一体どうなのだろうか・・・考えるだけでも恐ろしい・・・

ラスベガス、街ソース: Pexels

もちろん、ラスベガスでも・・・

そして、もちろんカジノの本場といっても過言ではない、ラスベガスでもその影響は凄まじい。いまや自宅のパソコン、スマートフォンからも専用の訓練を受けたディーラーによるライブカジノゲームを楽しむことができるが、だからといってランドカジノの人気が衰えているわけでもない。それどころか、未だに世界中でもトップクラスの人気を誇る観光地だ。

ギャンブラーならニュースサイトなどですでにご存知かもしれないが、アメリカ全土を対象にした閉鎖処置によって、2020年3月17日からすべてのラスベガスのホテルカジノなどが閉鎖の対象になっている。いつもは世界中から来た観光客で賑わうストリップも、今や見る影はなし。さながらゴーストタウンの様相を呈するほどだ。

営業を許可されているのは病院、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、銀行、ガソリンスタンド、ホームセンター、そして自動車整備工場と、当たり前といえば当たり前だが、カジノは含まれていない。みんな、家にこもってゲームでもしているということなのだろうか・・・

あの有名なクラブも!?

ラスベガスにある超巨大クラブ「HAKKASAN」をご存知だろうか。もちろん、他のラスベガスのホテルカジノなどと同じく、クラブもまた閉鎖の対象であり、HAKKASANも閉鎖を余儀なくされている。

そして閉鎖が始まって1週間ほどが経過した3月25日、運営元であるHAKKASANグループは上級取締役員以外ほぼすべての従業員となる1600人の解雇を決定した。報道を見る限り、これはアメリカではよくあるレイオフ(一時解雇ともいう。財政状況が改善したら必ず雇い直さなくてはいけない)ではなく、完全なクビだ。解雇された従業員に対しては2週間分の給料が支払われたそうだが、有給休暇については買取も消化も不可能だということだ。実は、HAKKASANグループの解雇も氷山の一角に過ぎない。アメリカでは閉鎖が始まってから3週間の間に1600万もの失業届が提出された。

余談ではあるが、ウェブサイトのシステムは未だに90年代に設計、開発されたプログラムで動作しており、処理能力が追いつかず、メンテナンスが必要なものの、30年前に主流であった骨董品級のプログラミング言語「COBOL」を実用レベルで扱うことのできるエンジニアがいないらしく、大々的な求人を行っているそうだ・・・

ラスベガス、ストリップソース: Mariamichelle

おとなりのカナダのカジノも

アメリカの隣国ながら、あらゆる点でアメリカとはまったく毛色が異なるカナダ。アメリカではインディアンの自治州やネバダを除いてはカジノの営業というものは許可されていない。しかし、カナダは比較的規制が緩めで、カナダ全国にわたりカジノが運営されているのだ。

新型コロナウィルスへの対応策も、やはりアメリカと比べるとやや緩い印象だが、それでも日本と比べるとかなり厳しく、4月の最初の一週間で感染者数が爆発的に増加したこともあり、すでに公園やカジノを含む商業施設などは閉鎖されている。

カジノ・レジーナとムースジョーという2つのカジノでは合わせて550人もの従業員が一時解雇された。従業員に対しては2週間分の給与が渡され、あくまでも一時解雇ではあるから、再開の見通しがたったときはすぐに再雇用される予定ではるものの、世界恐慌以来最悪とも言われる現在の経済状況で無職となってしまう労働者たちの心労は計り知れない。

ラスベガス、街ソース: Pixabay

ラスベガスのホテルには再開の目処が

アメリカが全土の閉鎖を開始してはや1ヶ月、ようやく経済活動を再開する動きが見られるようだ。しかしドナルド・トランプ大統領は閉鎖の解除に前向きなものの、未だに毎日数千人もの死者を数えるニューヨークの知事は真っ向から反対している。どうなるかは未だにわからない。

ラスベガスのあるネバダ州に関して言うと、じつはもう再開の計画を立てている。ストリップではまず最初にチェーン店やグループ企業ではなく個人経営のレストラン、商店などの営業が再開される。あくまでも観光客に向けたものではなく、地元住民が働く場を作り出し、日常を取り戻そうというのが狙いだ。

また、ラスベガスのホテルカジノやその他の大型商業施設などを開放することで、数百万人におよぶカジノ産業の従業員、そして観光客たちのPCR検査を実施するという計画も持ち上がっているそうだ。日本とアメリカの新型コロナウィルス対策の大きな違いは検査の量だ。今現在、話題になっているニュースによると、なんと一日に2000万ものPCR検査を実施する計画があるらしい。アメリカの人口は約3.2億人、つまり、2週間強ほどで全国民を検査することが可能なのだ。

しかし、いつからカジノが営業が再開されるのか、具体的な計画は立っていない。こんなときは、家にこもってプログレッシブスロットでもやるのが一番ではないだろうか?

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